統合は大変だ、その2

で、Macのほうがなんとかなったので、今日こそ旧Windows PCの整頓を終わらせるべく作業を開始。

元々このマシンは、2世代前のメイン環境だったiBookG4に移行する前に使っていたものだったのだが、同時に併用していたLinuxマシンのクラッシュにともないあわててデータを移行したもんだから、バックアップがいろいろなところに散乱していて何が何やらという状況。その上、元々Win2kだったところを、eドライブだった所にWinXPを入れてしまったためにWindows環境が2種類混在しており、その上Macに段階的にデータを移した後にもWindows作業用に使い続けていたので、もはやMac/Win/旧Linuxでどれがマスターのデータなのかが全く分からないという末期的な状況に。MacがiBookG4、iMacG5、MacProと移行してもターゲットディスクモードの移行を使うことで全く混乱しなかったのに対して、やっぱりWindowsはキチーなと思わざるを得ない(自分のずぼらな性格は棚に上げておく)。

もちろん、絶対必要なデータは既にだいぶ昔にMacに移行済みなのではあるが、その時移行しなかったデータをどうするのかというのが悩みのタネ。しかも移行したタイミングでちゃんと移行済みというチェックをしていなかったため、どれが移行済みでどれが移行してないんだかさっぱり分からない。いや正確には多少それはしてあるが、ン年前に作業しかけた状態で放置されているのでもはや自分でも何をどうしようとしていたのか現状からは理解できない……。数年前の自分は他人であるということを、ここでも痛感させられる。もっとも、ということはこれらのデータは必要あるとは言えないわけで、このままフォーマットして捨ててしまっても一向にかまわないはずであるが、そうするだけの勇気もないのだった。

結局、システムファイル系は捨てて必要そうなファイルだけを抜き出したら100GB近くあった。MD5ハッシュでもとってファイルを統合するソフトでも作るかな。Mac用のそういうソフトを昔試したことがあったけど、データ量が多いとさくっとクラッシュしちゃって使用に耐えなかったし。

余ったWindows環境は、久々にLinuxでも入れて遊ぼうかなとも思うが、昨今遊ぶだけならParallels上でVMを上げればいいという話もあり。こんなところにも、分散化と集中化の振り子が存在しているのだなあ。