MacOSX 10.6 Snow Leopard (1)

毎回絶対なんか問題があることはわかりきってるのに、人柱モードになってしまうのであって。実働環境にも容赦なくアップグレードインストール。
動くかどうかでいえばおおむね動いているのであるが、やっぱり何点か結構困ったことになった。

  • MacBookではトラックパッドジェスチャ拡張のMultiClutchが使えなくなった。ジェスチャに「新しいタブを開く」「タブを閉じる」を割り当てると、トラックパッドだけでブラウズできるようになってすばらしい使い勝手だったのだが・・・・・・。
  • MacPro側では、これまたxGesturesが動かなくなった。マウスジェスチャ中毒なので、これが使えなくなったのは、トラックパッドジェスチャ以上に深刻。
  • 事前の噂通りSafariStandは64bitモード(デフォルト)では使えない。32bitモードなら使えるという話もあったが、まあ64bitモードが快適なので困った。
  • ちょっと古いスクリーンセーバーは全滅。気に入ってたHeliosもダメに。
  • QuickTimeXは洗練されたけど、ムービー変換機能が大幅に制限され、ムービーから音声だけを抜き出したりする機能がなくなった。痛い。でもQuickTime7が残ってるのでセーフか。
  • Perianは一足先にSnow Leopard完全対応したっぽい。Flip4macはコントロールパネルが32bitだけどムービーは問題なさげ。
  • どうもDrag and Dropでうまくメッセージが渡らないケースが散見される。Leopardの頃からあったけど、Snow Leopardでは悪化してる感。

その他は、いまのところ問題なし。内部アーキテクチャが大幅に変わった割には、これだけで済んだともいえるかもしれない。

(追記)

xGesturesは、再起動したらなぜかうまくいった。全く理由が分からないが、なにかとても不思議な理由で初回起動時だけうまくxGesturesが起動しなかったのだろう。念のため、最新バージョン1.73であることをしっかり確認してから再度起動したが、問題なし。……と思ったけど、しばらく使ってるとやっぱり落ちる。この場合は、xGesturesだけをコントロールパネルから再起動すれば使えるようになるので、やっぱり何かヘンだな。

SafariSIMBL系のものも、32bitモードで起動することで無事動作することを確認。InputManagerはLeopardから非推奨でしたが、Snow Leopardでもステータス自体は変わらない(非推奨だけど無効にはなってない)ってことでしょうかねー。ただこっちは、64bit化の恩恵とトレードオフなのでどっちを有効にするかはもうちょっと考えたい。いまのところは、とりあえず64bitで使ってみることにしましたが、SafariStandがないとタブの動作などの細かいところで違和感がありますね。