新iPodを見てきた

量販店に行ってみたら既に展示してあったので、まずはiPod classicを。細かいところが色々変わっているものの、デザイン的には5Gを踏襲している。目玉のCover Flowだけど、やっぱりもっさりしていてちょっと常用は難しそうな雰囲気でした。本体デザインも、ほとんど変わってないように見えて、わりと変わっていて。質感は悪くないけど、classicというにはiPodっぽさはそれほどでもない。むしろ1G iPod nanoと5G iPodこそがiPod classicだったんだよと、1G iPod所持者だったワタシは思います。3G iPodと2G iPod nanoも手元にあるけど、絶対手元に残しておきたいiPodは、1Gと5Gだなと思うし(ザンネンながら1G iPod nanoは所持していないのです)

新しいnanoは、シルエットとしての美しさはハナから捨てたっぽいけど、実際見てみると、モノとしての質感は悪くない。でも、首かけで使うとかには向かなくなっちゃったね。ポケットにラフにいれて使うのを想定しているのかな。数分使った範囲では、現行nanoとくらべて、操作性がすごくよくなったとも言い難いけど、そう著しく悪くなったとは思わなかった。しかし、現行nanoを常用しているわけではないので、ヘヴィユーザーにとってどうかは不明。あまりよろしくない評判も聞いている。

touchが16GBしかないので、事と次第によっちゃclassic 160GBにいってしまう可能性もあるなと思ってたけど、現行ハードとソフトの完成度だと、既にiPodを持ってるなら、もうちょっと待ってもいいかなといったところです。というか、素直にtouch 32GBを待てよオイということで。それと、classicには、もうひとがんばりを期待したい。touchがHDD化されない限り、当分容量面でリードするのはclassicだろうし、もう大きなモデルチェンジはないだろうしね。

というわけで、touch、classic、nanoに関しては、どれも一長一短あって、いままでの鉄壁の棲み分けはやっぱり崩れているなと思ったのでした。長期的にはclassicとnanoは緩やかにnanoに統合されていき、iPod touchiPhoneがハイエンドを構成するわけだから、過渡期的現象ではあるんだけど。