移行時のCPUギャップ

さて、x86に移行するとなったら実際性能的にどうなのよってところなのだが、CPUの性能の場合、恐らくAppleの誇大宣伝の何割かが真実だったのは、浮動小数点演算関係のところだろう。PowerPCの大きなアドバンテージがそこにはあった…はずだ。SSE3についてあまり詳しいことを知らないのでアレなのだが、AltiVecに比べて性能がどうなのかというのは本当に気になる。移行に関しては非常に納得がいくというか合理的だと思っているが、移行して性能が落ちてしまったらどうしようもないからね。G5のクロックが結局3GHz到達しなかったことを考えれば、同クロック比で性能が悪くてもカバーできるかもしれないけど。

もう一つは、方々で話題になっているが、64bit対応はどうするのかという所。マルチバイナリなら、どうせならIA64もサポートしてしまえという話もあるが、IA32とIA64という2つの異なるアーキテクチャに移植をするのは、いくらサーバ向けソフトばかりが先行して移行するからとはいえムリがあるように思える。となると、やっぱりEM64Tに対応ってところなんでしょうか。