JavaWorld(実質的)休刊

隔月刊になったばかりなのに、12月売りの隔月化第2号をもって定期刊行を休止、ITアーキテクト誌に統合とのこと。うーーーん。

まあ、確かに最近のJavaWorldをちゃんと読んでたかというとそんなことはないし(だいたい8月売りの前号が入った定期購読の封筒を玄関の腐海から救い出したのは一昨日だ)、有用な情報はネットにいくらでも転がってるし、っていうか今はすぐに原典のサイトにあたれるし、当たり前のことが当たり前にやってきただけではあるのだが、それにしてもJavaWorldまで休刊とはねえ……。Java技術者のはしくれとしては、現状はともかくとして、将来的なマーケットの縮小の予感を禁じ得ないものがある。

それに、コンテンツにお金を払う一つの大きな方法として雑誌を買うという方法があったことも確かなので、それが無くなってしまうのはやっぱり不利益でもある。出版社もそろそろ(といわれてもう何年経ったかわからないが)「紙媒体で本を出す」という以外で商売を回すための仕組みを考えてほしい。っていうか、Appleとかなんか考えてないのかな。iReaderとか。今ならiTunesはメディア配信統合プラットフォームになれそうなもんだ。コピーされやすさという意味では、mp3も書籍も変わらないんだから、DRMも同じ枠組みでいけると思うんだが。