Amazonの在庫引き当てシステムの謎

世の中にあるシステムのうち、いまいちどうなってんだかわけわからないものの一つが、Amazonの在庫引き当てロジックだ。たとえば、5個の商品を一括発送で注文しているときに発送日が12/5になっているとする。商品別の在庫状況を見るに、この状態では恐らく、幾つかの商品は在庫があって、いくつかの商品は無いという状態になっていると思われる。この注文に対し、1商品を一括発送で付け加えたときに発送日が12/8になったとしたら、全体で最も遅い在庫割り当てが12/8到着のものになったと考えられる。んでもって、この状態でしばらく経過した後に、一括発送から個別発送に切り替えると、なぜか一番遅いものの発送日が12/20になったりする。その後もう一度一括発送に戻しても全体の発送日は遅くなったままだ。どうも、注文に関して変更を加えるタイミングで一旦キャンセル処理が走り再度発注処理がかけられるせいで、在庫割り当てキューの最後尾になってしまうといった現象が発生しているように見える。入荷が遅れている商品のせいで発生する在庫を最小限にするためにやってるんだろうけど、もうちょっと分かりやすくならないもんだろうか。(もちろん、注文をまとめたりする操作が新規注文扱いになることは分かっているけど、発送設定の変更までキャンセル扱いなのかどーかはヘルプを見ても書いてないのだ)

HMVなんかだと、注文にassignされている在庫がある場合は、きちんと表示されるのだが。まあ、amazonでは、一括発送なんか使わずに、常に分割発送でamazonが最もよいと判断するタイミングに発送されるようにするのが正しい使い方なのかもしれないけどね。でも、amazonまかせにしてると1日に3回も別便で発送してくることがあるので、資源のムダだし面倒だしホントカンベンしていただきたいところなのである。